休み明け、勉強のペースが戻らないときは?中間テスト前に見直したい「勉強の進め方」

夏休みなどの長期休みが終わったあと、「勉強のペースが戻らない」「なかなか机に向かわない」「課題はやっているのに理解につながっていない」と感じることがあります。
そんなとき、単純に「やる気がない」と考えるのではなく、何が始めにくさにつながっているのかを一度整理してみることが大切です。
「やる気がない」で片づける前に
休み明けに勉強へ向かいにくい理由は、一人ひとり違います。まずは、次のような状態になっていないか確認してみましょう。
学校生活だけで疲れている
長期休みが終わると、登校時間や授業、行事など、生活のリズムが大きく変わります。学校へ行くだけで疲れ、帰宅後すぐには勉強へ気持ちを切り替えにくいこともあります。
何から始めればよいか分からない
宿題や提出物、テスト勉強など、やることが重なると、最初の一つを決められず手が止まることがあります。まず取り組むものを一緒に整理すると、始めやすくなります。
分からないところを避けている
分からない問題があると、そのページを後回しにしたり、分かる問題だけを進めたりすることがあります。何度も手が止まる場所には、前の単元からのつまずきが隠れているかもしれません。
「めんどくさい」が先に立つ
勉強する範囲を大きく考えるほど、始める前から負担に感じることがあります。「まず5分だけ」「最初の1問だけ」のように小さく区切ると、取りかかりやすくなります。
「課題が終わった」と「勉強が身についた」は別のこと
提出する課題を終わらせることは大切です。ただし、空欄を埋めて提出できる状態と、テストで自分の力で解ける状態は同じではありません。
丸つけをしたあとに、間違えた理由や分からなかったところを確認し、もう一度自分で解く時間をつくることで、課題を理解へつなげやすくなります。
答えを見ること自体が悪いわけではありません
分からない問題の答えや解説を見て、考え方を理解することは学習の一つです。大切なのは、答えだけを書き写して課題を終わらせることと、解説を使って理解することを区別することです。
答えを確認したら、「なぜこの答えになるのか」を考え、解答を閉じて、もう一度自分で解いてみましょう。
- まず自分で考えて解く。
- 丸つけをして、間違えた理由や分からなかったところを確認する。
- 答えや解説を見た問題に印をつける。
- 解答を閉じて解き直し、後日もう一度確かめる。
中間テスト前は「解き直す時間」まで計画に入れる
テスト勉強の計画を立てるときは、課題を一度終える日だけでなく、間違えた問題を解き直す日も決めておきます。
答えや解説を見た問題、偶然正解した問題、時間がかかった問題に印をつけておくと、もう一度確認する場所が分かりやすくなります。
家庭での声かけも「終わった?」から一歩先へ
「宿題は終わった?」だけでなく、「どこが難しかった?」「答えを見た問題はもう一度できそう?」と声をかけると、終わった量だけではなく、理解の状態を確認しやすくなります。
できていないことを責めるのではなく、どこで手が止まったのかを一緒に探すことが、次に取り組む内容を決める助けになります。
小さく始めて、「自分でできる」につなげる
休み明けに勉強のペースが戻らないときは、最初から多くの量を求めるのではなく、取り組めるところから小さく始めます。
小さく始める、どこで困っているか確認する、答えや解説を使って理解する、自分でもう一度解く。この流れを重ね、自分でできる問題を少しずつ増やしていきましょう。
Faro-Plusでは、お子さまの手が止まるところや、繰り返し間違えるところを一緒に確認しながら、必要な学習を一つずつ整理しています。
「課題は出しているのに、テストになると解けない」「何から取り組ませればよいか分からない」。そんなお悩みも、お気軽にご相談ください。